お弁当箱にもこだわれる自分になりたい。曲げわっぱという選択

年末年始、新年度の4月。心機一転、ふと身の回りのものを買い替えたくなる時ありますよね。

カバン、靴下、食器。毎日使う暮らしの道具を、ちょっとだけ贅沢に選んでみる。そんな小さな決断が、日々の気分を少しずつ変えていきます。

お弁当箱も、そのひとつ。

SNSで話題になり、最近よく見かける「曲げわっぱ」。木のお弁当箱というと、料理上手な人やお弁当づくりが趣味の人が使っているイメージ。憧れてはいるものの、なんだか手を出しづらい...そう感じている方も多いかもしれません。

でも実は、お弁当づくり初心者や料理が得意じゃない人にこそおすすめなんです。

曲げわっぱが選ばれる3つの理由

1. 一年中ちょうどいい温度を保つ「断熱効果」

木は天然の断熱材と言われるほど、温度変化に強い素材です。

夏の暑さからご飯やおかずを守り、冬は冷たくなりすぎず、ご飯がカピカピに乾いてしまうこともありません。

一年を通して、美味しさを保ってくれる頼れる存在です。

2.ご飯がベチャベチャにならない「調湿効果」

お昼にフタを開けたら、ご飯がベチャっとしている...。プラスチック弁当箱のよくある悩みです。

これは、ご飯の湯気が容器内にこもって水滴となり、フタに付着してしまうことが原因です。

曲げわっぱは杉の木でできているため、天然の調湿効果があります。

余分な水分を木が吸ってくれるので、お昼に開けてもご飯はふっくら。小さなおひつのような役割を果たして、冷めても美味しい状態をキープしてくれます。

3. 茶色いおかずでも美味しそうに見える「曲線と深さ」

お弁当づくりで意外と難しいのが、見た目。茶色いおかずが多くなってしまうと、どうしても地味に見えてしまいますよね。

曲げわっぱ弁当箱が美味しそうに見える秘密は、なめらかな曲線と適度な深さにあります。

一枚の杉板を職人の手で曲げてつくられる曲げわっぱ。木の状態によって力加減をわずかに調整する必要があり、機械では再現できない職人技です。

そんな職人でも10個に3個は、曲げているときに割れてしまうほど難しい工程なのだとか。

こうした職人技から生まれる美しい曲線と、木目の細かさ。そして深さによって生まれる立体感が、シンプルなおかずでも料亭のような整然とした仕上がりにしてくれます。

朝時間がなくて冷凍食品に頼った日でも、詰めるだけで「ちゃんと作った感」が出るのは、本当にありがたいポイントです。

曲げわっぱでお昼が楽しみに

プラスチック弁当箱と違い、自然素材ならではの風合いが楽しめる曲げわっぱ。

「木のお弁当箱って重そう」と思われるかもしれませんが、実はプラスチックとほとんど変わりません。通勤・通学にもぴったりです。

ほんのり木の香りは、ご飯やおかずを邪魔することはなく、むしろ食欲をそそる自然な香り。

曲げわっぱ生活を始めてから、お昼の時間が楽しみになった。そんな声をよく聞きます。

10年以上使える、相棒のようなお弁当箱

安いものだと1,000円台で買えるプラスチック弁当箱に比べると、曲げわっぱはどうしても高く感じてしまうかもしれません。

ですが、曲げわっぱは10年以上、長い人では20年以上使い続けている方も珍しくありません。

※ただし、これは日本製の曲げわっぱに限ります。海外製のものは底板が外れてしまうといったトラブルも多いので、選ぶ際は注意が必要です。

買い替え頻度を考えれば、プラスチック弁当箱よりお得になることもありますが、それ以上に大切なのは、「これがいい!」と心から思える弁当箱を使うこと。

毎日使うものだからこそ、愛着をもって長く使える曲げわっぱは、暮らしに小さなワクワクをもたらしてくれます。

はじめての曲げわっぱ選び

初めて曲げわっぱに挑戦する方には、ウレタン塗装の曲げわっぱがおすすめです。

表面がウレタン樹脂で塗装されているため、一般的なプラスチック弁当箱と同じようにお手入れできて楽チン。

中性洗剤で洗っても問題なく、洗った後はサッと乾拭きするだけでOKですよ。

お弁当箱にもこだわれる自分になりたい。

そんなふうに思ったときが、曲げわっぱを手に取る、ちょうどいいタイミングかもしれません。